養豚場の建物一覧(勤務開始一日目)
どうも、こんにちは!
IT豚野郎です。
実際の勤務開始から一人前の豚飼いになるまでの日々を綴っていきます。
ということで本日より勤務開始!
まずは豚舎の全体像や仕事の大まかな把握をしていきます。
興味ない方は『豚小屋』と一言でまとめちゃうと思いますが、実際にはいくつかの用途に別れて別棟で管理されています。
▪️ストール
お母さん豚(母豚 ※ぼとん)を飼っている場所です。
種付け待ち~分娩直前まで母豚はここで過ごします。
ずらららららーっと母豚が並んでいるのは壮観です。
アニマルウェルフェアの観点からストールが問題視されていますが日本の土地事情もあるので即座になんとかするのは難しいなぁ…
自分の農場持ったら放牧豚にしたいですね!
▪️分娩舎
出産が近づくと母豚はこちらに移動します。
出産後も3週間程度ここで子豚にお乳をあげるので、母豚が間違えて子豚を踏み潰さないよう、母豚と子豚に仕切りがあります。
▪️離乳舎
しばらく大きくなった子豚を移動します。
数十頭単位で一部屋に子豚がいる姿はめちゃかわいいです。
エサをあげると津波のように押し寄せるのでかわいさひとしお!
▪️肥育舎
お肉になる予定の豚は生後数ヵ月からここに来ます。
どんどん大きくしつつ、脂の乗り具合を調整しておいしく育てます。
がんばれー!おいしく育てー!!
▪️候補舎
母豚になる候補の雌豚を飼育します。
まだ、中はみていないので詳細不明…!
▪️隔離舎
生体購入した母豚や雄豚をしばらく飼っておく場所です。
ワクチン接種や持ち込んだ病気がないかのチェック後、各豚舎に合流します。
▪️雄豚舎
そのままです。雄豚がいます。
うちの農場は人工受精のみなので、一頭につき年間に数百~数千頭のお父さんになります。
やべぇな。
よい精子を出すかが肝なのでVIP待遇で広かったりします。
その他設備として、
糞を処理するコンポストや尿処理の浄化槽、緊急時の発電機などなど、付随する施設がいろいろありまして、
養豚場はもはや一大テーマパークと言っても差し支えのない規模なのです!
ってことで本日の業務はこれまで!
また明日もよろしくお願いします!