子豚さん親離れするの巻 ~分娩舎→離乳舎へ~ 業務開始4日目
どうも!こんにちは!
IT豚野郎です!
実際の業務開始から豚飼いになるまでの毎日を綴っていきます。
今日は子豚を離乳舎に受け入れる仕事をしました。
ある一定の日数(21日くらい)を経ると、子豚は親離れをします。
まぁ人間の都合で強制的にですがw
実際にはもっと長い間一緒にいるんですが、それだとお母さんへの新たな種付けができなかったり、子豚の成長速度が遅かったりと産業的にが問題があるので、
早めに親離れさせちゃいます。
うちの農場の場合は、分娩舎→離乳舎はトラックで移動します。
トラックに120頭くらい積み込んで移動。
1部屋40頭前後で3部屋に分けて受け入れ、って感じです。
実際にやった仕事は受け入れ準備と受け入れ、その後の餌やりなので、
順番に説明していきます。
■受け入れ準備
消毒は前日までに完了しているので、具体的には餌、水、暖房の準備です。
餌は備え付けの餌箱がありますが、それだけでは食べ辛いので別途お皿が用意してあります。そこに餌をたっぷりと。
また、餌箱にも食べやすい位置までたっぷりと用意します。
水も備え付けの水飲み場がありますが、(スイッチ押すと出てくる自動のやつ)
それが水飲み場だとは理解できないので、あらかじめ水を入れておいてあげます。
暖房はハロゲンヒータ的な奴を天井から吊るします。
未熟児な子豚さんたちは寒がりです。すぐ下痢します。
僕は毎日快便です。
あとは部屋までに障害物がないようにしっかり準備して受け入れ準備完了です!
■受け入れ作業
トラックが到着したらさぁスタート!
トラックは3室に区切られているので1室ずつ移動していきます。
といっても1匹ずつ移動していては日が暮れるので、後ろからプレッシャーを与えつつ部屋まで誘導していきます。
でもびびりーな子豚さんたちは新しい環境が怖いのでなかなか進みません…w
なんだかんだとそれなりな時間をかけつつ3室分移動していきます。
■餌やり
部屋に入れた豚たち、当然ビビりまくっています。ごめん。マジでビビらせてごめん。
悪気はないんだ。君たちに早く暖かい部屋に来てほしかっただけなんだ。
ってことで落ち着いてもらうためにはまず食事でしょう。
先程準備していた餌のさらにお湯を入れていきます。
ホカホカの母乳的なものにしておいしそうな雰囲気を出してやります。
でも… やっぱりビビってます。
ちょいちょいは食べに来ますがまだまだ警戒中。まぁしばし様子見しましょう。
ちなみにこいつらに餌やってから既に慣れている子たちに餌あげにいくと、
超かわいいです。
こっちの顔を見ると『エサくれるんでしょ!?僕にちょうだいよ!』と突進してくるので、むちゃくちゃ癒されました。
■受け入れ後片付け
ひと段落したので片付け作業です。
使った通路やトラックを搬入した部分を水洗&消毒。
総当たりチェックです。組み合わせチェックや抜出チェックなんてもってのほか。
万が一にもバグが残らないように徹底的に消毒です。
ソフトウェア業界にも見習わせたいぜ。
ってことで本日の業務はこれまで!
また明日もよろしくお願いします!